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獣王(2000年 A-ATタイプ サミー)

ⓒsammy
画像はP-WORLD様より転載
爆裂AT(アシストタイム)時代はここから始まった。
その出玉性能は言うまでもなくその後登場するパチスロ機に多大なる影響を与えた台です。
★獣王 ボーナス確率・機械割
BIG | REG | AT | 合成確率 | 機械割 | |
設定1 | 1/439 | 1/819 | 1/657 | 1/199 | 94.5% |
設定2 | 1/439 | 1/809 | 1/483 | 1/179 | 98.5% |
設定3 | 1/439 | 1/799 | 1/382 | 1/163 | 102.5% |
設定4 | 1/439 | 1/789 | 1/317 | 1/149 | 106.5% |
設定5 | 1/439 | 1/780 | 1/270 | 1/138 | 110.5% |
設定6 | 1/348 | 1/720 | 1/146 | 1/90 | 119.9% |
★獣王のサバンナチャンス

獣王の代名詞といえばサバンナチャンス。
通称サバチャン(SC)といいます。
この台はほぼ毎ゲーム15枚役が成立しており通常時はほとんど取りこぼしてしまいます。
それがATに突入することによりすべての15枚役を取得できることになり
1ゲーム当たり約10枚の純増が見込めるという驚異の出玉性能を誇りました。

ドットにナビが表示されます。写真は通称ダナゾ
左にダチョウ、中に7、右にゾウを狙うと15枚が獲得できる
それまでのATはたまに成立する同時に狙えない小役をナビすることにより
コイン持ちをよくし、またそれにより徐々に出玉を増やすものでした。
例えば史上初のAT機の鬼太郎SPは100ゲームのAT約30枚の増加
が見込める程度でした。
この獣王は今までのATの常識を大きく覆すものでした。
現在主流の5号機のATはバジリスク絆やミリオンゴッドハーデスなどでも純増約3枚ですから単純に3倍以上の出玉性のがあったことになります。
当時を知っている方が現在のパチスロを冷めた目で見てしまうのが
お分かりいただけるかと思います。
★獣王の当時の状況

そしてこの台の最大の魅力といえば設定6の出玉率!
圧倒的安定感と分かりやすさでホールデビューから一躍スター台になりました。
設定6にさえ座れば機械割は約140%なので期待値は万枚オーバー!
高確率で20万円以上がゲットできる権利を得るのです!
さらに設定6のわかりやすさはピカ1!
この台はほぼ毎ゲーム15枚が揃っているので役1/240で成立するハズレがレア役になっていてさらにそのハズレがAT抽選の契機役になっていました。
設定6であればハズレ成立=9割がたSC突入
でした。
ハズレは中押しや逆押しで簡単に分かったので設定6はもろばれでしたw
ちなみに中押しや逆押しで中段にチェリー以外が止まって左リールでチェリーとリプレイを否定すればボーナスORハズレです。
今では考えられないくらい分かりやす過ぎますねw
そんな過激な仕様でしたから設定6を使う店では台の取り合いで
小競り合いになったりすることもありました。
ひとりで何台も台を抑えたりする輩もいたりで当時は今以上に
マナーが悪いお客がいましたね。
★獣王の思い出
僕のこの台のスタンスは設定6だけを狙うというスタイルでした。
SCに入った時の瞬発力はすごいですがボーナスも重くハマるときは
ただただひたすらハマるので恐ろしいというイメージが強かったですね。
設定6投入イベントで朝一ハズレを1回引くまで打ってだめならAタイプの高設定狙い。
そんな感じだったので設定6を打てたのは1回くらいでしょうか。
それもそんなに出た記憶がない・・・
インディの方が印象がいいですねw
★獣王 僕の評価は
食える度 | ★★★★☆ |
設定6の爆裂度 | ★★★★★ |
ゲーム性 | ★★★☆☆ |
サウンド | ★★★★★ |
技術介入度 | ★★★★★ |
88点!
設定6だけ狙うスタイルはローリスクハイリターンな立ち回りでした。
通常時は完全にハズレ待ちになってしまうのでさすがに退屈ですね。
サバチャンの音楽はサイコーです!サントラCDも買って車の中でずっと聞いてましたw
SC中は早く消化することによりATゲームが1ゲーム増えました。
腕自慢がこれでもかとドヤってました。
いい思い出はないけど記憶に残る1台でした。